政府のコロナウイルス 接触確認アプリ「COCOA」をいち早く試してみた

政府は16日、アプリで新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性を知らせるモバイルアプリの運用を始めた。

そこで編集部では懸念されるプライバシー上の問題や使い勝手を把握するべく、実際にインストールして試してみることにした。

本文では、iPhone8(iOS13)を使用している。

インストール編

まずアプリケーションのインストールが必要。

iPhoneの標準、アプリケーションストアであるApp Storeで「新型コロナウイルス接触確認アプリ」と検索してみたのだが、20時現在表示されることはなかった。

なので厚生労働省の公式ホームページのリンクからアプリのページに飛ぶという方法を用いた。

いまのところ、App Storeのダウンロードランキングにも表示されていない。

広報がいまいちなのだろうか。電通仕事だぞ。

設定編

なんとかインストールができたので、とりあえずアプリを開き設定を進めてみることにした。

まず最初に表示されるのはこの画面。

このアプリの導入によって可能となる機能が紹介されている。

  • アプリの利用者同士の接触が記録される
  • 陽性と判断されたら匿名でアプリに登録することができる
  • 最近の接触者の中から陽性とされた人がいた場合、通知と「適切な行動」がお知らせされる。

この3つが大きな機能のようだ。

通じるかどうかはわからないが、過去に任天堂が発売していた「ニンテンドー3DS」に搭載されていた「すれ違い通信」的な役割を果たしてくれるんだろう。

これが一番気になっていたことだ。

このアプリの使用によってどのようにこの情報が扱われるのか、どんな情報が使用されるのか、最初に説明があった。

接触の記録は暗号化され、スマートフォンの中にのみデータとして記録され、14日後に自動的に削除されるようだ。

シュレッダー内閣ですから、その辺はスムーズなんですね。

ありがたいことです。

接触検知にはBluetoothシステムが用いられるようだ。

心配なのはバッテリー。電池が切れてしまっては元も子もない。

後日、外に出て使用してみた様子などを追ってお伝えするつもりだ。

バッテリー消費状況もチェックリスト入り。

ポップアップが出てくる。

デバイス側の通知だろう。

これを「有効」にしないと記録されないし、当たり前に接触の通知もない。

設定の最後にはこんな通知が出てくる。

どうなんだろう。政府公式のアプリにしては文字のレイアウトとかめちゃくちゃダサすぎる。

時間がなかったんだろうか。

このアプリの制作はどこが担ったのか興味が湧いてくる。

使い方編

設定が完了するとこのような画面が表示される。

まずは設定が終わったばかりなので、何にも表示されるわけがないが、このアプリの肝となる接触確認機能を試してみたいと思う。

接触確認機能

当たり前だが接触は確認されていない。

家族に感染者がいて、かつアプリを登録しているのであれば、すぐにここに表示されるのだろうか。

その辺の詳細はまだよくわからない。

この「外出控え」という言葉がとても引っかかる。

違和感しかない。そういう書類があるかのように感じる。

要請登録機能

自らが「陽性」と診断されたら、アプリを経由して陽性と登録することができる。

このアプリを開くまで知らなかったが、陽性と診断されたら、政府の「管理システム」に登録されるようだ。

このアプリから要請登録をする場合、処理番号が必要となり、そのシステムに登録している携帯電話、メールアドレスのいずれかに番号が通知されるようだ。

この「処理番号」というものは、おそらくSNSなどでよく用いられる2段階認証、認証番号に近いものなのではないだろうか。

ここまでが大まかなこのアプリの使い方、設定方法になる。

ポリシーに書かれていることが本当なのであれば、その情報が不当に、悪質に使われることはないだろう。

このアプリを自分のスマートフォンにインストールするのは、これらのこともあって抵抗があったが、機能を見る限り、そこまでの心配は要らなかったかもしれない。

1週間程度使用してみた上で、気づいたこと、問題点があれば、また記事にして明らかにしようと思う。

新型コロナウイルスの感染収束を願うばかりだ。

この記事を書いた人

幸田 良佑

東京在住型名古屋人。山梨県甲府市生まれ
2018年にTHE-MEDIA.jpを立ち上げ、編集長を務める。
貧困や教育格差、マイノリティなどの社会問題を中心に活動中。
趣味は散歩。社会学徒でありフィールドワーカー。
「こんな人たち」の一人。