「3歳から社会人」

「学校は小さな社会」と捉え、特色ある実践を続けてきた自由学園が「社会」をこうしたインターンシップに見出していることは極めて残念である。自由学園は長らく「日々の生活の中から学ぶ」ことを教育理念としてきた。短期インターンシップを「生活」の一部と捉えることは難しい。「才能」などではない、「よく生きること」を教育を通じて伝えてきた自由学園に勇気づけられ、私はここで学ぶことを選んだ。しかし今、自由学園をみたとき、私の望んだ学校の姿をどこに見出すことができるのだろう。

この記事を書いた人

幸田良佑

2003年生。名古屋市出身。
生活困窮状態にある人々の支援に取り組む。
特定非営利活動法人わかちあい練馬 理事・事務局長、特定非営利活動法人TENOHASI 生活相談員・事務局、認定NPO法人ACT練馬たすけあいワーカーズふろしき 広報、サポート練馬 事務局長、など。