タイミング

駅構内、公園、ビルの軒下などでぽつんと座っていたり寝ていたりする人たちに声をかける。反応がなくてもありあいの食料やマスク、カイロなどを置いていく。その時、名刺を一緒に置いていくことを欠かさないようにしている さきほど「前に名刺をもらった者だけど」と電話があった。どうも私が以前名刺をお渡ししていたようだ。名前も聞いていないし、はっきり顔を見ていないので何もわからないのだけれどとりあえずこの後お会いする。できることを一緒に考える。 こうしてまたお会いできることがうれしい。すぐに制度につながらなくても良い。その人のタイミングで繋がりたい、相談したい、というときに扉を開けておくことが大切なことだと思っている。

この記事を書いた人

幸田良佑

2003年生。名古屋市出身。
生活困窮状態にある人々の支援に取り組む。
特定非営利活動法人わかちあい練馬 理事・事務局長、特定非営利活動法人TENOHASI 生活相談員・事務局、認定NPO法人ACT練馬たすけあいワーカーズふろしき 広報、サポート練馬 事務局長、など。