母校の記念史を読んで

 母校が100周年を記念して本を出した。対談や寄稿を中心にまとめられた本だったのだが、その座組とした文脈をいくら探ろうとしても一向に見えてこなかった。名だたるアーティストや著述家、環境アクティビストなど。思わず企画に関わった人に聞いてしまった。本人曰く「良く分からない。」とのこと。

知名度や独立したそれぞれの評価を元に座組みをするのは仕方のない事なのかも知れない。けれどもそれを説明しようとしたり、こじつけであっても、そこであえて文脈を敷くことは必要なことなのではないだろうか。

 これではあまりに破廉恥である。

この記事を書いた人

幸田良佑

2003年生。名古屋市出身。
生活困窮状態にある人々の支援に取り組む。
特定非営利活動法人わかちあい練馬 理事・事務局長、特定非営利活動法人TENOHASI 生活相談員・事務局、認定NPO法人ACT練馬たすけあいワーカーズふろしき 広報、サポート練馬 事務局長、など。