読書教育への違和感

「本を読ませる教育」じゃなくて必要なのは「自ら本を必要とさせる教育」だと思います。
何冊読んだじゃなくて、何のために何を知りたくて、何の本を読んだのか、ということだと思います。

というのもただ本好きにすれば良いってわけじゃないと思うんです。

自分自身の興味関心を本から答えを得ようとする。

学校教育の中でそうした実践を続けることで、その子の知への欲求、感性とでもいうんでしょうか、そうしたものが養われていくのだろうなと思います。

何を読んだ、何冊読んだ、そんなことはどうでも良いのです。

正しい読書教育には希望があると思っています。

この記事を書いた人

幸田良佑

2003年、山梨県生まれ。2021年、自由学園男子部高等科卒業。同年、東洋大学社会学部第二部社会学科入学と同時にニュースを専門とする番組制作会社に入社するが、1ヶ月を経たずして退職。以降、児童館、放課後児童クラブ、学童保育所、大学図書館勤務を経て特定非営利活動法人TENOHASIに入職。2022年より特定非営利活動法人わかちあい練馬 事務局長・理事に就任。